【カイロ=飛田雅則】中東オマーンで11日、新国王にハイサム・ビン・タリク・サイド遺産文化相(65)が即位した。ハイサム氏は10日に死去したカブース前国王のいとこ。前国王はイラン、イスラエルを含む各国の仲介役を務め、地域の安定の重しとなってきた。ハイサム氏は首都マスカットでの演説で「周辺国と平和共存してきた(カブース前国王の)足跡を引き継ぐ」と指摘した。
後継の国王を選ぶ王族評議会が指名した。
アラブ連盟に加盟するオマーンは前国王のもとで、諸外国との対立を避け、全方位外交を続けてきた。イスラム教の独自宗派であるイバード派が主流の同国は、サウジアラビアなどスンニ派アラブ諸国が脅威とみるシーア派のイランとも良好な関係を維持してきた。サウジとイランの代理戦争の場となっているイエメン内戦でも中立を保つ。
2015年のイラン核合意では、米国とイランの秘密交渉を仲介したといわれる。外交関係のないイスラエルのネタニヤフ首相の訪問を18年に受け入れ、パレスチナ和平など地域の安定について協議。両国は1990年代に一時、相互に経済・貿易を促進するため事務所を置いたこともある。
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January 12, 2020 at 05:57PM
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オマーン新国王が即位 「共存路線を継承」 - 日本経済新聞
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