
シングルマザーの母親は家にほとんど帰ってこず、同居していた祖父母が親代わりだったといいます。小学4年生のときに初潮を迎えましたが、祖父母には言えず母親が家に残していた生理用品をこっそりつかっていたといいます。
母親が家を空ける期間が長くなるとそれでは足りなくなり、1日中同じナプキンを使い続けたり、トイレットペーパーを何重にも重ねて代用したりしていました。こうした生活は高校生になってアルバイトをしてお金が稼げるようになるまで続いたといいます。
原田さんは「母親とも祖父母ともそもそも私の体の成長について話すことがなかったし、生理用品が十分にないことを祖父母に言えば、母がしかられてますます家に帰って来なくなるかもしれないと思って言えませんでした。学校の先生にもかわいそうな子と思われたくないと考えて相談しませんでした」と話していました。
原田さんは今、災害にあい避難所にいる人や生活に困窮した人のことをニュースなどで見聞きするたびに同じように生理でつらい思いをしている人がいるのではないかと感じ、当時の経験をツイッターで発信しています。
原田さんは「当時は手作りナプキンでしのぐことに精いっぱいで、生理用品がない状況がそもそも問題だということに気づきませんでした。家庭や学校で生理について気軽に話せる雰囲気があったり、学校のトイレなどにナプキンが設置されていたりしたら、私のようにネグレクトの家庭で困っている子どもも、生理用品がないことは問題で『助けを求めていいんだ』と気づけるのではないか」と話していました。
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April 05, 2021 at 10:08PM
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「生理の貧困」 経済的困窮以外に “恥ずかしい” が要因に - NHK NEWS WEB
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