ミレニアル世代とZ世代の支出はパンデミック前より増えている。
Noam Galai/Getty Images
- アメリカのミレニアル世代とZ世代は、パンデミック前よりも多く消費していると、アメリカン・エキスプレスのスティーブ・スクエリCEOは述べている。
- 人手不足が叫ばれる中、若年層は求人募集に殺到している。
- これは経済にとって良いことだ。景気を良くするためには消費しなくてはならないからだ。
アメリカのミレニアル世代(1980年から2005年頃生まれ)とZ世代(1990年代半ばから2000年代前半生まれ)は旺盛に消費しており、仕事も再開している。
ブルームバーグによると、アメリカン・エキスプレス(American Express)のスティーブ・スクエリ(Steve Squeri)CEOは、2021年6月4日にバーチャルで開催された投資家カンファレンスで、この2つの世代がパンデミック前よりも多く消費するようになったと述べた。
「旅行だけでなく、消費財に対しても、需要は相当に押さえつけられていたのだから、アメリカの景気回復はまさに今のようになるだろうと我々は予測していた」とスクエリは語り、ミレニアル世代とZ世代の消費支出はパンデミック以前の125%に達していると付け加えた。
一方、雇用市場の回復をリードしているのは、Z世代のティーンエージャーだ。過去2回の雇用統計でも示されたように、10代の若者の間では雇用が急増しており、ブルームバーグは上の世代もそれに続くだろうとしている。5月には、20歳から24歳までの労働者の失業率が、史上初めて10代の失業率を上回った。
これは経済にとって朗報だ。経済の回復を促進するには、アメリカ人が消費する必要があり、その消費を支えるには雇用が必要となる。ロックダウンの解除とワクチン接種率の向上により、現在、アメリカは好景気を迎えようとしている。だがそれがどの程度のものになるかは、アメリカ人が保有する2.6兆ドル(約285兆円)の貯蓄をどれだけ消費するかにかかっている。
若い人たちは、パンデミック中に貯めたお金を、富ではなく「繰延収益(収益の前受け)」と見る傾向が強いようだ。マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)の最新レポートによると、高所得のミレニアル世代は、最も多くの支出を予定している。また、自由に支出できる金額は再び増加傾向にあり、アメリカの消費者の半数以上が、自分へのご褒美のために贅沢をしようと考えているという。
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June 13, 2021 at 01:00PM
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Z世代とミレニアル世代が米経済を牽引…パンデミック前より消費が増加 - Business Insider Japan
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