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「米経済の見通し、好ましい状況」パウエルFRB議長会見 - 日本経済新聞

【ニューヨーク=後藤達也】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日記者会見し、利下げを見送ったことについて「いまの政策金利は適切だ」と述べた。経済が見通し通りに拡大するなら、「現状の金利が今後も適切となるだろう」と述べ、当面現在の金利を据え置く姿勢を示した。

11日、記者会見に臨むパウエルFRB議長(ワシントン)=AP

11日、記者会見に臨むパウエルFRB議長(ワシントン)=AP

FRBは10~11日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を1.50~1.75%に据え置くことを決めた。7月会合から3回続いた利下げを打ち止めとした。

パウエル議長は、7月以降の利下げが下振れリスクへの「保険となった」と指摘。3回の利下げが「経済成長や強い雇用、2%物価目標への支えとなる」と効果を強調した。

米経済は「(貿易摩擦など)進行中のリスクがあるものの、米経済の見通しは引き続き好ましい状況にある」と利下げを見送った背景を説明した。ただ、世界経済の成長鈍化や貿易摩擦は引き続きリスクである点も指摘。政策は「あらかじめ道筋が決まっているものではない」とし、景気見通しが悪化すれば再び利下げする可能性も示した。

米短期金融市場で金利上昇圧力がかかっている点にはパウエル議長は「決済や金融規制の問題があり、注意深く監視している」と述べた。9月以降、資金供給を強化しており、年末にかけて需給が一段と逼迫した場合でも「対処することが可能だと考えている」と話した。

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December 12, 2019 at 02:52AM
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