■ 製造業の落ち込みは比較的軽微 産業分野別に見ると、生産、小売りとも2020年4月に底を打ち、その後回復に向かっていることが分かる（図2）。 製造業は、最も低調だった2020年4月でも前年同月比マイナス7.7％と、比較的小さな落ち込みにとどまった。 ロックダウン中も食品や医薬品などの生活必需品の生産が継続したこと、製造業が経済的に大きな役割を果たす地方では、地方政府の判断で操業が認められた例があったことなどが背景にある。 その後は徐々に回復し、2020年11月には前年同期比でプラス成長に回復した。 その一方で採掘業は、製造業よりも新型コロナによる影響が大きかった。 航空燃料などの需要激減などから前年同月比でマイナスが続き、今年5月になってようやくプラスに転じた。 他方で原油の輸出価格は2020年第2四半期を底に徐々に回復していることから、この傾向が続けば採掘業の回復基調がより鮮明になり、ロシア経済にとっての明るい材料になる。
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August 13, 2021 at 04:01AM
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好調なロシア経済、その陰に見え隠れする不安材料（JBpress） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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