
家に居る時間が長くなると、食器や調理器具を洗う機会が増えます。そうすると、“こびり付いた”汚れがなかなか落ちないということがあると思います。 このような汚れを落としたい場合、洗い方に工夫を加えたり、使う洗剤を使い分けたりすると効果的です。この記事では、洗う物に応じたお勧めの食器用洗剤を紹介します。
油汚れをスッキリ取りたいなら
脂肪分の多い肉を煮込んだ後の鍋や揚げ物を作った後のフライパンには、たくさんの油汚れが付きがちです。特に気温の低い日は、手早く洗わないとこびり付いてなかなか落ちなくなる恐れもあります。 油汚れをスッキリ落としたい場合は、何よりも食器類を使い終わったらすぐに洗うことが鉄則です。油が固まったりこびり付いたりする前に洗ってしまいましょう。 ただ、何の考えなしに洗ってしまうと、使う洗剤の量、それを洗い流す水の量が共に多くなってしまいます。新聞紙やキッチンペーパーなどで油をある程度拭き取ってから洗うようにすると、洗剤や洗い流す水の量を減らせます。 その上で、油汚れを落とす食器用洗剤は、以下の特徴を持つものを選ぶことをおすすめします。 ・「弱アルカリ性」であること(油分は「酸性」の汚れであるため) ・「界面活性剤」を少し多めに含んでいること(油分を洗い流しやすくするため) 他にも、以下の点に気を付けると、より落としやすくなります。 ・固めで目の粗いスポンジを使う(できれば普通のスポンジと分ける) ・洗う際はぬるま湯を使う
茶渋(ステイン)を落とすなら
コップ/カップでお茶やコーヒーを飲んでいると、知らず知らずのうちに「シミ」ができてくることがあります。お茶を入れるための急須にも同じようなシミができてしまうことがあります。 「茶渋」と呼ばれることもあるこのシミの主成分は「ステイン」です、ステインは先述の油汚れと同様に酸性の汚れなので、(弱)アルカリ製の食器用洗剤を使うと落ちやすいです。 「飲んだらすぐ洗う」をすぐに励行していれば、茶渋はあまり沈着しません。しかし、長期間使ったカップや急須の場合、食器用洗剤では茶渋を落としきれない場合があります。そんな時は、以下のいずれかの方法をとると効果的に落とせます。 ・重曹をお湯で溶かして、その中に1時間程度漬けておく(重曹の水溶液はアルカリ性です) ・漂白剤を水で薄めて(溶かして)、その中に30分~1時間程度漬けておく あまりにひどい場合は、漬け置きした後にスポンジで軽くこすることをおすすめします。 なお、塩素系漂白剤は金属製のコップ/ポットでは使えません。少し時間はかかりますが、金属の茶渋落としは重曹か、酸素系漂白剤を使ってください。
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March 15, 2021 at 03:00PM
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洗うものから選ぶ「食器用洗剤」 油汚れや茶渋をスッキリ流そう!【2021年3月版】(Fav-Log by ITmedia) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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