食品メーカーの「昭和産業」は、3月値上げした家庭用の食用油を、ことし6月以降、1キログラム当たり30円以上、値上げすると発表しました。
このほかの大手メーカーも相次いで値上げを発表していて、原材料価格の上昇を販売価格に転嫁する動きが広がっています。
昭和産業の発表によりますと、ことし6月1日の納品分から家庭用の「キャノーラ油」など8品目を、1キログラム当たり30円以上値上げします。
また、業務用についても、一斗缶＝16.5キログラム当たり500円以上値上げします。
昭和産業はすでに3月の納品分から、家庭用で1キログラム当たり30円以上、値上げしていますが、中国などで原料の大豆や菜種の需要が伸びていることから仕入れ価格の上昇が止まらず、短期間で再び値上げするとしています。
大手メーカーでは「日清オイリオグループ」と「Jーオイルミルズ」も4月の値上げに加えて、6月以降さらに値上げを行うと発表していて、原材料価格の上昇を販売価格に上乗せする動きが相次いでいます。
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March 16, 2021 at 05:47AM
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食用油 6月以降に再値上げ 原料の大豆や菜種の仕入れ価格上昇 - NHK NEWS WEB
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