15日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。相場が上昇基調を強めるなか、前日に約31年ぶりの高値を付けた後とあっていったんは利益確定売りに動く投資家が多そうだ。前日の米市場では銀行株などに下げが目立った。日経平均は前日終値(3万0670円)から400円弱安い3万0300円程度までの下げ余地が考えられる。取引時間中に発表される中国の経済指標にも注目だ。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比292ドル(0.8%)安の3万4577ドルで終えた。この日発表された8月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回り、インフレ加速に対する警戒感が後退したとの受け止めから米長期金利が低下したのが景気敏感株の売りを促した。緩和的な米金融政策が当面続くとの見方から朝方は買いが先行したが、続かなかった。
きょう11時には8月の中国工業生産高や中国小売売上高など、中国の経済指標が相次いで発表される。新型コロナウイルスのデルタ型感染拡大の影響が懸念される一方、政府による景気下支え策を期待する見方もある。
日経平均はここまでの上昇で短期的な過熱感が意識されやすいが、年末に向けて相場の先高観は足元で強まっている。下がったところでは押し目買いが入り、相場の下値を支えそうだ。
日本時間15日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。12月物は前日の清算値と比べ240円安い3万0160円で終えた。
15日付の日本経済新聞朝刊は「SBIホールディングスからTOB(株式公開買い付け)を受けている新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日、わかった」と伝えた。SBI以外の既存株主に新株を渡すもので、11月に開く株主総会の決議で発動するという。友好的なホワイトナイト(白馬の騎士)を巡る思惑も広がりやすそうだ。
米アップルは14日、オンラインの特別イベントでスマートフォンの新機種「iPhone(アイフォーン)13」を発表した。関連銘柄の反応にも関心が集まりそうだ。アップル株は14日の通常取引では下落した。
きょうは取引開始前に7月の機械受注が発表される。米国では9月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数などの発表が予定される。
〔日経QUICKニュース(NQN) 尾崎也弥〕
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September 15, 2021 at 06:37AM
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日経平均、中国の経済指標に注目(先読み株式相場) - 日本経済新聞
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